生活環境をはじめとする地域の水環境保全の為に
3つの焦点を主眼に置き日々業務に邁進して参ります。


維持管理・修繕

河川、湖沼をはじめとする地域の水環境でのよりよい水質を目指し、排水処理施設は処理能力、方式共に日々進化を続けております。適正な維持管理、的確な不具合箇所の修繕を通して循環する水(いのち)の保全に寄与して参ります。

清掃

排水配管をはじめとする各設備をより永く使用頂く為に、配管の高圧洗浄、生活環境の空間や機器のハウスクリーニング等、日々のメンテナンスとしての清掃を各種実施することで、より快適で清潔な生活環境を提案致します。

環境整備

排水設備の範囲を宅内の生活環境から更に視野を広げ、宅内の排水設備の新設、改修工事だけでなく本下水の接続工事、浄化槽転換工事、雨水再利用の施設等、地域の河川水質向上を目的とした排水環境の整備にも貢献して参ります。

業務内容

浄化槽維持管理・修繕

水環境の保全において、各種排水の処理は非常に大きなテーマとなっており、その役割を担う設備が排水処理施設です。
近年においては人々の生活環境の変化、また産業、工業、商業をはじめとする社会環境の発達に伴い施設の規模、処理方式や能力共、実に様々となっております。そのような日進月歩の業界において、当社は浄化槽の発達と共に積み重ねてきた技術力と情報及び実績により、如何なる方式の排水処理施設においても的確かつ柔軟に対応し確実な分析力、お客様の立場に立った提案力をもって顧客の満足と信頼を頂いております。


日常生活において排水配管を普段あまり気にする機会がないため、水まわりの掃除をされてはいても、その範囲は排水口までに留まってしまうのが現状ではないでしょうか。
排水は排水配管を通って屋外に放流されますが、その際に配管内に詰まりの原因となる物質が付着していきます。付着物が堆積して行くと、排水詰まりや悪臭発生、衛生害虫の発生の原因となるだけでなく、排水の溢れや漏水といった甚大な被害を及ぼす事態も起こってしまいます。このようなトラブルの未然防止の為、薬品を使わず高圧水を用いた定期的な排水管洗浄を実施しております。
また、日頃なかなか掃除することができず、蓄積された長年の汚れをハウスクリーニングによって取り除くことにより、機器の機能保全、また生活環境の快適な空間をご提供することで大手ハウスメーカーなど、お客様に大変ご好評頂いております。

雑排水管清掃
ハウスクリーニング


排水設備環境整備工事

環境都市化の進行に伴い普及していく公共下水。その役割は清潔な水環境の整備に貢献しており、近代的な住環境の証とも言えるのではないでしょうか。
しかし、浄化槽設置物件で使用されてきた排水設備の状況から公共下水に切り替える場合、敷設配管の最適なルート、勾配の確保、雨水の処理方法や再利用など、解決すべき問題は少なくありません。当社は長年の経験、情報、技術力により常に最善の提案をお客様の立場になってご提供することが可能です。

工場・事業場排水の保全、水資源(雨水)の有効利用―。
私たちは常に明日を考え、取り組んでいます。


高濃度、高負荷な排水の処理施設にも幅広く対応

地域における水環境の保全の為に取り組むべき課題の一つとして、汚水や廃液を発生する工場・事業場の排水があります。これらの排水は側溝、排水路を通じて、付近の河川や下水終末処理場へ流入します。

河川や用排水路等の公共用水域の水は、上水道や農業用水等に利用されており、量・質共に影響力も大きくこれらの排水を良質に保つ責任は重いと言わざるを得ません。またこのような工場・事業場には、「水質汚濁防止法」「埼玉県生活環境保全条例」等、法令が適用され、排水規制が厳しく行われています。

工場・事業場ではこれらの水質基準を満たすため、除害施設を始めとする排水処理施設を使用しております。弊社では、家庭の排水のみならずそれらの維持管理の技術、既存の施設の改修や新規施設の設置に至るまで、油脂、薬品のような施設に高負荷の排水に関しても幅広い提案により解決に導き、多方面の顧客から好評を得ています。

雨水の有効利用装置の設置、施設保全

これまで雨水の利用方法というと、離島のような水資源の確保が困難な地域等において飲み水や雑用水として活用される形態が一般的ではなかったかと思われます。
しかし近年、都市部でも建物の屋根に降った雨を溜めて雑用水として利用するシステムと地下浸透方式を組み合せる事によって、雨水が河川へ直接放流される量が抑制され、都市型洪水の軽減、地下水の涵養、河川水の汚濁負荷の削減などが可能となり、地域水循環の再生にも繋がるという効果が考えられています。

更に水資源の有効活用(利水)、防災対策の水源としての利用(防災)方法などに効果があげられ都市部での水循環を蘇えらせることからも重要であります。雨水利用の方法はまだ発展途上にある技術でありますが、今や地球の温暖化を防止する環境保全に貢献する活動という点で、かなり重要な技術のひとつとして期待されています。
このような情勢を背景に、我々に何が出来、どんな可能性を育めるのか、社会貢献の一つの形として、研究開発に向けて鋭意努力を重ね環境改善活動に取り組んでおります。

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